外車の板金修理は気長に待とう

これはルノーのカングーに乗っている私の知人が経験した話です。
ある時、知人は事故をして車をぶつけてしまいました。損傷の程度は全損とはいかないまでも、かなりひどい状態だったそうです。そこで車をいつも利用しているカーディーラーへ修理に出すことにしました。ちなみに知人はそれ以前からの付き合いもあり、ルノーの正規ディーラーではなく別の国産メーカーの正規ディーラーを利用していました。そのお店では板金修理は自社では作業せず、板金専門の外注工場へ出していました。
修理してもらおうと車を預ける際ディーラーの担当者からは、損傷の程度も大きかったことから、修理には多少時間がかかりそうだと説明を受けたそうです。知人もこの時はまぁそれもそうだろうと納得していたそうです。

車を修理に出して1~2週間程たったころ、修理の状況を確かめるべく知人は担当者に連絡をしました。するとやはりまだ修理は終わっておらず、まだ時間が欲しいとのことでした。それから数日たってからのことです、担当者から知人に連絡がありました。担当者の話としては修理にまだかなりの時間がかかりそうだとの連絡でした。知人もある程度、時間がかかることは予想していましたがこの時点で既に半月以上は時間が経過していました。その上でまだかなりの時間がかかると聞かされ、さすがに時間がかかりすぎなのでは?と思いなぜそんなに時間がかかるのか理由を訪ねたそうです。するとここで初めて外車ならではの問題が発生していることを知ったそうです。

理由としては、修理の為に必要な部品をルノーの本拠地であるフランスから空輸で取り寄せなければならない上に、現地での部品生産に遅れが出ている為とのことだったのです。板金工場としては部品がなくては修理も進められず、立ち往生の状態になってしまっていたそうです。知人も修理工場の問題で遅くなっているのならば怒れても、こればかりはどうしようもないと諦めるしかなかったそうです。

最終的に知人の元に車が戻ってくるまで、約2ヶ月近くの時間がかかったそうです。
知人はこの経験からもう外車を板金修理に出すことがないように、それまで以上に運転に気をつけるようになったそうです。外車に乗られている方はもし板金修理に出すことがあれば、知人のようなケースになる可能性もあることを知り、気長に待つ覚悟をしておくことをオススメします。

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